【サイト編集後記】
まず本サイトの主人公であり編集に全面的にご協力いただいた中条さん、本当にどうもありがとうございました。1年半かかりましたがようやく公開できましたね(笑)。そしてこのサイト誕生のきっかけを作ってくださると共に、1年半前の本サイトの構想検討時からいろいろと相談させていただき公開まで常に応援して下さった「少年ドラマ伝説」サイトの二宮さん、本当にお世話になりました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。このサイト作成の経緯と編集後記を下に記述しておきます。

「五人と1匹を見ててくれてありがとう・・・」 2001年2月のある日、そんな言葉が入った短いメールが私のネット用のアドレスに届いていました。最初は正直いってちょっと「え?どうして私に?」との思いでした。ネット社会で昔のTV出演者の方と知りあいになることはそう珍しいことではありませんが、だけど大体のなれそめはその方自身のサイトか、共通の趣味のサイトの掲示板上でその方が何か書き込まれた時に「こんにちは」で始まります。私がその「五人と1匹」を懐かしむ書き込みを少年ドラマ伝説サイトに書いたのはそのメールをもらったときよりさらに2年半以上も前の1998年10月4日で、書いたことを本人もほとんどすっかり忘れてしまっていた時に突然いただいたメールでした。
ちょうどその頃はあのちねさんが秘蔵のビデオテープをご提供下さって「タイム・トラベラー」の復刻DVDが発売される寸前であり、少年ドラマ世界はもうその話題一色の感があった頃です。私も試写会に参加させていただき後でそのちねさんのサイトでもご紹介いただいている試写会レポートまで発表するほど熱を入れていました。だけど実は・・・・その頃、私はそれと同じぐらいこのメールの後に続いて送られてきた追伸メールに魅了されていました。
その2回目のメールには鮮明な何枚もの当時の番組写真が思い出話とともに添えてありました。「これは・・紛れもなく・・・あのなつかしい五人と1匹だ!・・・・」。私はメールをいただいた中条氏と現在のテレビの子供向け番組の取り組み姿勢などについて意見交換するうちに、どうしてもこの古き良き時代の少年ドラマの名番組の思い出を数十枚も保有されているらしい写真とともに一般公開して欲しくなり中条氏に回顧録サイトの立ち上げを強く勧め、作業のお手伝いも申し出ました。中条氏もだんだんその気になっていただきご実家に戻って当時の資料を探されるなどホームページ作成の素材集めも始められました。 しかしその後お仕事が非常に忙しくなられてその作業も中断がちとなりました。
その後も何かネット上で五人と1匹関係で目立った動き(例:ちねさんサイトでテーマソングMP3形式掲示)などがあると時々連絡しては作業の進捗をうかがっていましたが、お忙しいようなのであまりしつこく迫ってはご迷惑になると思いしばらく期間を置いて待つこことしました。
最初にメールをいただいた時から1年以上経過した頃、NHKサイトで「思い出の番組再放送リクエスト」コーナーが始まりました。よく見ると五人と一匹もちゃんと再放送リクエスト候補のデータベースに入っています。さらに半年ほど経過しました。NHKサイトのこのリクエスト募集もせいぜい年内一杯らしいとわかってきました。「世間一般にリクエスト投票を呼びかけるにはあと半年もない・・・」しかし何もあらたな材料も見せずただ呼びかけてもインパクトは非常に薄く期待できそうにない。そこで8月に入ってから中条氏に再び連絡をとって相談しました。 お互いがやれることを協力しあってとにかく持っている材料を公開して呼びかけてみようと話がまとまり今回の共同作業でのサイトオープンとなった次第です
「五人と一ぴき」資料公開・・・・それでも最初はまた写真何枚かつけてのミニレポート形式にしようかと考えていました。二宮さんの少年ドラマ伝説サイトの膨大な数百の過去ログを見ても五人と一匹関連の書き込みは4年間でわずか数件であり、あまり大げさに作っても・・・との読みもあり迷っていました。その頃たまたまある大手出版社の編集部のKさんにちょっと人から頼まれてある音楽番組関連の企画相談で電話でお話する機会がありました。Kさんとはその音楽番組関連の会話しかしたことなかったのですが、ちょっと生の反応が知りたくて唐突に話を振ってみました。「あ、それから・・今度ある番組のサイトを立ち上げようと思ってるんですけど・・あの、五人といっぴ・・・「き」と言い終わらないぐらいに「あーー!あれ好きでした!懐かしいですねーー!」との力強いお言葉。やっぱり我々の年代の心の中にはこの番組名は生きている!と確信しました。貴重な資料と思い出を提供してくださった中条さんのご期待に応えるためにもシンプルですがミニレポートでなくミニサイトの体裁を整えました。このサイトが良質な少年向けテレビ番組の復興に少しでも役立ってくれればもちろん嬉しいですが、たとえそんな話にまでいかなくても当時のあの番組の関係者の方や番組ファンだった方の”番組メモリアル記念館”として気軽に時々お時間あるときにお立ち寄りいただければいいなと思っています。中条さんと相談しながらたまーに(笑)内容を更新して行く予定ですのでよろしくお願いします。
Minnie RipertonのLovin'Youを聴きながら・・・ by ごんべ (2002.9.1記)


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