２００５年７月１５日、NHK名古屋放送局（→公式ホームページ）が設立８０周年を迎えました。 NHK名古屋放送局では現在も沢山の好番組が制作されていますが、我々少年ドラマファンにとっては、ここはやはり「NHK少年ドラマの発祥地、聖地・メッカ」とでもいうべき存在ではないでしょうか。
同放送局の８０周年記念イベントを見るかぎりでは、特にそういった視点での特集は組まれていませんが、皆さんご存知なように、この「五人と一ぴき」は、NHK名古屋放送局が生んだ少年探偵テレビドラマの最高傑作だと思いますし、現在でも少年ドラマの長寿番組記録を更新しつづける「中学生日記」は紅白歌合戦などと同じく、”国民的”な少年少女ドラマとも言えます。実は当時の番組のディレクターの方々のNHK内部での人事異動の軌跡をたどると、さらに五人と一ぴきが、「ひょこりひょうたん島」にも関係していたのではないか？あるいはあの「タイム・トラベラー」制作にも深く影響をあたえていたらしい？とかいろいろなことが判明してきていますが、現在まだ調査中の部分も多いので、今回はNHK名古屋放送局の功績をたたえる特集のPART１として、”少年ドラマ”に視点の軸を置いて同放送局の歴史をミニミニレポートをお届けします。
（↓旧NHK名古屋放送会館の屋上で撮影したと思われる五人と一ぴきの集合写真。背景に当時放送会館の前の道路の向かい側の位置関係にあった名古屋のテレビ塔が堂々とそびえています。）
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